2007年06月

2007年06月30日

飲み会でお迎え?【田舎暮らし白書】 5

飲み会でお迎え?田舎暮らし白書

田舎の職場での初飲み会の時のこと。
大いに盛り上がり、さあ解散という頃になると、それぞれが皆 盛んに携帯で電話をしている。
家の人に「終わったから迎えに来て」という電話である。
ほとんど田舎暮らしに溶け込んだ今でこそ、ごく普通の当たり前の光景になったが、当時は驚いたのを覚えている。

大の大人が飲み会の後に家の人にお迎えに来てもらうのである

東京でのサラリーマン生活の時はそんな光景は見たことがなかった。飲んだら電車であろうが、タクシーであろうが、自分の足で帰るのである。どんなに奥さんが起きていたとしても、車が来やすいところだったとしても、比較的近くで飲み会があったとしても、家の人が車で迎えに来るということはない。

別に東京のスタイルが正しくて、田舎のやり方が良くないということではない。会社の飲み会に家族が迎えに来るという見たことのない光景に違和感を覚えたというだけだ。

今では全く違和感もなくなり、しっかりと田舎暮らしが定着した私だが・・・。

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2007年06月27日

逆効果の商店街活性化運動【田舎暮らし白書】 5

逆効果の商店街活性化運動田舎暮らし白書

田舎の商店街の悲惨さは言うまでもないが、私の住む地域の商店街が一昨年前だったか、商店街活性化運動の一環ということで行政から補助金をもらって試験的な試みをしていた。

それは、商店街に車両通行止めの時間帯を作る試みだった。

詳しくは知らないが、商店街から車を締め出し、花壇を設置し、オープンカフェでゆっくりとくつろぎのひと時を・・・という戦略だろうか。あるいは、お年寄りや子どもが安心して歩ける商店街を・・・というコンセプトだろうか。

考え方としては悪くはないが、方法が悪い。
田舎暮らしは車社会で成り立っている。どこへ行くにも車である。意外に思うかも知れないが、田舎の人は都会の人よりも歩き慣れていない。すぐ近くに行くのにも車を使う。商店街から車を追い出したら、お年寄りと子どもしか来ないだろう。金を使わないお年寄りと子どもに開放したって商店街の活性化にはつながらない。

車が止められないという理由から、私はめったに商店街には行かない。それでも時々行くときは店の前に停車する。その停車すらできなくなったら、100%行かなくなるだろう。田舎暮らしでは、都会のように「駅まで歩く間に商店街があって」ということにはならないのだ。駅(電車)は使わないのだから。

私だったら全く逆の作戦をとる。商店街のどこでも車を停車できるようにスペースを設ける。ここの商店街は人はいないけど、広いし、一方通行なのでそのスペースは十分に取れるはずだ。そして空き店舗などは全て駐車場にする。さらに、子どもが喜ぶものや場所を商店街の中のあちこちに作る
マクドナルドもイオンもそうだが、子どもが喜ぶもの、喜ぶ場所を提供すると家族が集まるのである。
「人が集まるところには、より人が集まる。人が集まらないところには、ますます人が遠ざかる。」
当たり前のことだが、これは真理だ。多くの人が集まるキーワードは「子ども」ではないかと思う。奇麗事よりももっと民間の視点で考えるべきだ。良い参考例はたくさんあるのだ。

さて、試験の結果は・・・商店街のお客さんの動員数が減少したらしい。
当然の結果だろう。

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2007年06月23日

情報はお金で買うものではない【田舎暮らし白書】 5

情報はお金で買うものではない田舎暮らし白書

田舎暮らしを始めてから日に日に田舎が田舎である理由が理解できるようになった。田舎が田舎であるということは、ある意味ではとても良いことだ。田舎が都会のようにビルや駐車場だらけになったら大変だ。
そうではなく、田舎の人の意識の問題である。

その1つが「情報」だ。
田舎の人は都会の人に比べ、情報を買わない。
衣食住にはお金は払うが、情報はお金で買うものではないと思っている人が多いようだ。

例えば、習い事。分かりやすくパソコンの例でいく。
仕事で必要であるにもかかわらず、あくまで受講料を払ってパソコンを習うことを躊躇してしまう。お金を払って何かを習得することの価値をとても低く見積もっている。だから、いつまでたってもスキルが身につかず、結局いい職に就けず、お金ももらえず、自己投資ができず・・・という悪循環にはまるのである。

できる人は、目に見えないものであってもその価値を知っているので、受講料安い町のIT講習会なんかよりも、ちゃんとした民間のパソコンスクールに通って正しく早くスキルを身に付ける。そして、受験料が高くても資格を取る。自己投資をした結果、希望職につく。高い給料がもらえる。それでさらに自己投資をしてスキルアップをする。さきほどの悪循環と間逆である。

田舎の人たちと話をしていると、そういった目に見えないものを買うという感覚が欠如している人がとても多い。特にこの情報社会では多少の衣食住を削ってでも情報を買うのが正解なのだと思う。そうすれば、自然と衣食住は後から付いてくる。田舎暮らしだからこそ、お金を払ってでも情報を買うべきなのである

仕事関係の知人に以前東京で仕事をしていたという人がいる。彼と話をすると、彼はいつも「俺は東京に長年いたので、感覚も東京に近い」と私に自慢げに言う。
あるとき、その知人が近所の人にこういう話をされたらしい。
「パソコンの資格を取りたいので、○○パソコン教室でパソコンを習おうと思ってる。」
東京に近い感覚を持っているらしい知人の回答は、
「な〜に、そんな1時間1000円も2000円も出すことはね。本買って勉強すればいいべさ。俺が教えてやるから。それに資格なんか持ってたって意味ねべ。」と言ったらしい。(私に「そう言ってやった」と自慢していた。)

その時点で大いに田舎者の感覚だと言わざるを得ない。


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2007年06月22日

出る杭は打たれる【田舎暮らし白書】 5

出る杭は打たれる田舎暮らし白書

田舎の人は出る杭を打つのが得意のようである。
きっと人の出入りが少ないからだろうが、ちょっと新しいことをすれば町の重鎮たちが「新参者が何を言いやがる」となる。
「頑張ってやってみればいい」という心の広さはない。「やりたきゃやってみれば」という余裕すらない。
「出る杭は打つ」これが田舎の鉄則なのだ

また、出る杭を打つとまでいかずとも、例えば、お店を立ち上げると言う人がいると、応援の前にまずは「無理だよ」「すぐ終わるよ」「なぁ〜にそんなお店」とか言って足を引っ張るのである。

私の短い田舎暮らしの中で、出る杭が打たれるところ、新しいことを始めようとする足が引っ張られるところを何度も見てきた。
その点、都会はいい。何でもやる気があればできる。誰も何も言わない。だから都会は一層発展していく。逆に田舎はいつまでたっても田舎なのである。

宮崎の東国原知事のように、もはや杭が高すぎて打たれないくらいになるしか方法はないのだろうか・・・。

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2007年06月21日

田舎のパチンコ屋【田舎暮らし白書】 5

田舎のパチンコ屋田舎暮らし白書

田舎暮らしをしている人にとっては当たり前の光景かも知れないし、これが田舎の典型なのかも知れないが、街中で最も目立つ建物で、かつ人の出入りが激しいのがパチンコ屋だ。

如何せん、他に娯楽施設がないのだから仕方ない。
田舎とはいえ一時期3軒あったというボーリング場も今では1軒もなく、昔はたくさんあったという雀荘も1軒が営業しているのかしていないのか分からないような状況。これまた かつては3軒あったという映画館も現在は1軒。しかも、先月観に行った友人曰く「客はわたし1人だけだった。」という始末。他の娯楽施設は・・・思い当たらない。あっ、TSUTAYAがあった。
いずれにしても、パチンコの独占状態だ。

田舎暮らしだからできる趣味を始めたので満足はしているが、やはり何か物足りない。田舎はどこも同じようなもんなんだろうなぁと思いつつも、もっと何か面白い娯楽施設ができないかなぁと思う今日この頃である。

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2007年06月20日

役人天国?【田舎暮らし白書】 5

役人天国?田舎暮らし白書

田舎と都会の大きな違いとして思ったことの1つは、役人の扱いというか地位である。

国家公務員と言えば「ほう〜」となるが、地方公務員、とりわけ地元の区役所(田舎では町役場、村役場)の役人といったレベルになると、私のイメージでは、あくまで「私のイメージ」としては、

 1、あまり野望のない安定志向の人がなる職
 2、学校時代でも比較的おとなしく社交的でない人がなる職
 3、民間でバリバリ仕事をする能力がない人がなる職
 4、給料も安定こそしているが、民間に比べれば低賃金の職

なのである。

で、勤務イメージとしては、

 1、昼休みにはのんびりと将棋を指している
 2、あまり強弱のない仕事内容
 3、一斉に定時退社する(しかもあまり遊ばない)

なのだ。

つまり、私の中で「役人」というのは“使えない人”たちなのだ。民間の会社でバリバリ働くことを放棄した人というイメージなのである。

東京出身の私の年代はほぼ同じイメージを抱いている。
(バブル時代に社会人を迎えた我々のイメージなので役人の人は怒らないように・・・)


しかし、田舎は違う。
口で「役人なんて・・・」と言っていても、実際には違う。
私が田舎暮らしを始めて分かった「田舎の役人」はこうである。

・地元の中では比較的頭が良い人、つまりエリートが役場で働く。
・給料は普通の民間よりずっと高く安定している。

<結論>
都会の役人と田舎の役人は、イメージが全く異なる。


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2007年06月19日

非常識な電話【田舎暮らし白書】 5

非常識な電話田舎暮らし白書

ある休日、自宅に知らない人から電話がかかってきた。

話を聞くと、ある施設で何度か会った50代の人で、1人でベラベラしゃべるのであまり関わらないようにしていたのだが、どうやらその人からのようだ。私がパソコンに詳しいと何処からか聞いたので、パソコンについて聞きたいことがあるとのことだった。

私は冷静になって逆に質問をした。
「私の家の電話番号をなんで知っているんですか?」

相手は平然と答えた。
実家に電話してお父さんに聞いた。」と。
もちろんウチの父と知り合いという訳ではない。私の苗字から実家の電話番号を電話帳で調べたらしい。

面識の薄い他人が、である(大汗)。

それでも私は奇声をあげたいくらいの驚きを抑え、極めて冷静を装い、ひと通り質問に答えた。しかし、こんな非常識なことってあって良いのだろうか。田舎では常識?
さすがに私の不機嫌が伝わったのか、それ以降は電話はない。
田舎はミステリー・・・。

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2007年06月18日

目くそ鼻くそを笑う【田舎暮らし白書】 5

目くそ鼻くそを笑う田舎暮らし白書

以前こんなニュースが地元新聞に載った。
詳しくは忘れたが、ある村の議員が隣村のことを田舎呼ばわれして、怒った隣村の村長が「田舎者はそっちだ」と言ったとか言わないとか。

私の脳裏には次の言葉が浮かんだ。

目くそ鼻くそを笑う


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2007年06月17日

田舎の動物たち【田舎暮らし白書】 5

田舎の動物たち田舎暮らし白書

田舎暮らしは驚くことがいっぱいだ。
その1つが田舎の動物たち。

・田舎の虫を甘くみていた私は、ゴルフ場に半ズボンで行った。田舎のブヨに刺され皮膚アレルギーを起こし病院通いに。田舎の虫をなめてはいけない。

・街中で息子と一緒にアイスを食べながら歩いていた。後ろからスッと現れ、子どもの手からガシッとアイスを盗み取り、目にもとまらぬ速さで再び舞い上がっていったトンビ。羽を広げると1m以上はあるようなトンビだ。そんなのが街中にいる。子どもには重々注意をしたが、あれは大人でも恐い。

・畑で手塩をかけて育てたトウモロコシを根こそぎ食い散らした憎きタヌキ。もうひと回り大きくなったら収穫しようと1週間待っていたら、そのタイミングで一番美味しい時期にやられた。

・「○○公園でクマが出たらしい。」「○○町の道路にクマがいたらしい。」こんなウワサを幼稚園やお母さんたちの間でよく聞く。あながちウソではないので、恐ろしい。

都会も恐ろしいことが多いけど、このように田舎も恐いこともたくさん。うっかり子ども1人で外で遊ばせられない。ちょっと山に入れば、カブトムシやクワガタもいるが、クマも出れば毒ヘビもいるのである。

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2007年06月16日

学歴に敏感【田舎暮らし白書】 5

学歴に敏感田舎暮らし白書

田舎の人は学歴に異常に敏感である
東京にいた時は、今ほど出身大学を聞かれることはなかったし、大学についての話も少なかった。しかし、田舎に来てからは結構大学についての話が出てくる。

大学を聞かれ、「○○大学です。」と答える。

帰ってくる返事はだいたい予想がつく。

「おぉ、俺の女房の従兄弟も○○大学の○○学部を出た。」
とか、
「へぇー、旧友の息子が○○大学に行ってるって言ってたっけ。」
とか、
「前の職場の部下が○○大学だったよ。」
とか・・・決まって、私にとっては興味のない、どうでもいいような答えが返ってくる。

田舎には大学がない。
だから、そういう大学話が好きなのだろう。だが、せめて「どこどこの誰が○○大学を出て・・・」ではなく、「私も○○大学で・・・」という話にして欲しいものだ。ただでさえ人の出身大学なんか、それほど興味がないのに、「女房の甥の・・・」とか「前の職場の上司が・・・」とか言われても、「はぁ、そうですか。」としか返事のしようがないのである。

大学で何を専攻していたとか、どんな卒論を書いたとか、そういった身のある話にしてくれると話も弾むのだが。
まあ、大学時代に遊びほうけていた私は、そもそも大学の話が好きではないのだが・・・。

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