2007年06月

2007年06月14日

社会のルールを守ろう【田舎暮らし白書】 5

社会のルールを守ろう田舎暮らし白書

ズバリ!田舎の人は社会のルールを守らない人が多い、という重たい内容で書きたいと思う。

田舎の人たちはどうも「契約社会」であることの意識が低いのだろうか。社会的なルールを守らないことが多々ある。そりゃあ、東京だってどこだってある問題だが、田舎は特に多いのである。

例えば・・・会費の未納、セミナーなどの無断欠席、講座の受講料未納、バイト代の未払い・・・あらゆるところにルール違反、マナー違反があふれている。お願いをしても大抵は無視され、しつこく追及すると最後は開き直って勝手わがままを言い出す。まるで手に負えない子供と一緒である。

人の多い都会では絶対に通用しないようなダダをこねるのだから閉口する。しかも、そのわがままが通ってしまうのだから恐ろしい。さらにたちが悪いのは、都会の人間はもっとルールを守らないと思い込んでいるのである。両方体験している私から見ると、どうみても田舎の人の方がルールを守らないのである。わがままなのである。


つい先日もこんな話があった。

地域を良くしようと活動している団体の代表がオーナーを務めている地元の小さなコンビニでは、アルバイトの給料が2ヶ月以上遅延しているという。バイトに金も支払わずに、自分は地域づくりボランティアってか?どうしてそんな常識はずれの人間が団体の長になれようか。しかし、それが通ってしまっているのが田舎なのだ。あぁ、恐ろしい。

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
田舎ランキング


2007年06月12日

故郷があるという喜び【田舎暮らし白書】 5

故郷があるという喜び田舎暮らし白書

田舎暮らしを始めて間もない頃、用事があって東京に車で行った。東京に到着し、東北自動車道の料金所でのこと。係員が「おっ、岩手のどこだい?」とナンバープレートを見て話しかけてきた。

「○○です。」
「おぉ〜、俺も○○出身だぁ!雪は大丈夫だったがぁ。」
「えぇ、△△はまだ積もってましたけどねー。」

こんな会話を交わし、最後に係員は「気を付けて行けよ〜。」と送り出してくれた。
なんだか、すごく嬉しかった。
日本全国から人が集まっている東京で、たまたま同郷の人と出会う。故郷について話をする。とても新鮮な感じ、初めての感覚だ。

これが故郷か・・・。
人生で初めて「故郷」というものを理解することができた。


私の故郷は東京である。
岩手で東京出身の人と出会って話をしても、盛り上がることはあっても、不思議と「同郷」という意識は芽生えない。それだけ、東京は人が多いし、変化が激しいからだろう。

しかし、東京で田舎の同郷の人と会うと、なんだかとても嬉しく親近感が湧くのだ。
今わたしは、田舎の故郷を持てたことに喜びを感じている。

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
田舎ランキング


2007年06月11日

田舎の人の人懐っこさは○? ×?【田舎暮らし白書】 5

田舎の人の人懐っこさは○? ×?田舎暮らし白書

田舎の人はとても人懐っこい。
特に子どもを連れて歩いていると、道端でもスーパーでも何処でもまず話しかけられる。
子どもを連れていなくても、釣りをしていれば必ずといっていいくらい話しかけられる。私も慣れたもので、今では会話を楽しんでいる。

しかしながら、「人懐っこい」も、度を過ぎれば「無神経」「迷惑」となる

例えば、宝くじ売り場で当たりくじを換金していると、後ろから覗き込んで「おぉ、良かったねぇ〜。」と話しかける。

例えば、車の中で子どもと一緒に妻の買い物が終わるのを待っていると、車内をジーッと覗き込んで赤ちゃんをあやすために窓をコンコン叩いていく人もいる。

田舎の地域の人たちは「他人」という意識が薄いのかも知れない。
それは、ある意味でとても良いことでもあり、一方、都会暮らしで育った私としてはとても嫌なことでもある。
入ってきてもいいエリアと入り込んで欲しくないエリアがある。その境界線を上手く認識できない人が田舎にはとても多いようだ。

都会のように、隣の人が困っていても知らんぷりというのも人としてどうかなと思うが、ずけずけとプライベートに土足で入ってくる田舎の人もあまり気分の良いものではない。

入ってもいい領域と立ち入るべきではない領域を区別できる洗練された都会人的な田舎者に私はなりたい。

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
田舎ランキング
 

2007年06月09日

田舎での趣味その2(釣り)【田舎暮らし白書】 5

田舎での趣味その2(釣り)田舎暮らし白書

田舎暮らしを始めてからしばらく考えた。田舎に来て良かった」と思えるような趣味を持とう、と。
そして始めたのが「釣り」である。沿岸ということで海や川はいくらでもある。きっといい趣味になるはずだ。

今では釣り仲間もたくさんでき、無類の釣り好きとなってしまった。暇があれば海に行っている。如何せん、車で数分、遠くても数十分で海に行けるのだ。実家からだと歩いて3分で海である。午後出勤の日などは午前中釣りをしてから仕事に出掛けることもある。田舎の趣味としては最高の趣味を持ったと思う。


GWに、東京から来た義理兄と一緒に釣りをした。
釣り好きの義理兄いわく、

「いいなぁ、毎日釣りできるじゃん。俺も田舎に引っ越そうかなぁ・・・」

今後も、田舎ならではの自然を活かした趣味を増やしたいと思っている。
今、目をつけているのが、山菜取り。釣りもそうだけど、やっぱり食べられる趣味がいい(笑)。

釣り1
こんな絶景を眺めながら釣りを堪能できるのだ・・・田舎暮らしに感謝。
※この写真のみクリックで大きく見られます。

釣り2
こんなカレイを釣ったり、

釣り3
こんなウミタナゴを釣ったり、

釣り4
こんなアイナメを釣ったり・・・やめられません。

田舎暮らしバンザーイ!

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
田舎ランキング


2007年06月08日

田舎では洗剤は使わない? 5

田舎では洗剤は使わない?田舎暮らし白書

田舎の人は食器洗いに洗剤を使わない・・・人が多い・・・ような気がする。

私の職場では皆コーヒーやお茶をよく飲むが、特におじさん達(私もおじさんだが)はコーヒーカップや湯のみを洗う際に洗剤を使わない。スポンジも使わず手でサクサクって洗っておしまい。

確かに洗剤は体に良くないし、油を使っていなければ不要なのかも知れない。でも必ず洗剤を使って食器を洗う私にとって、洗剤を使わない食器洗いは「よごれが完全に落ちないので汚い」と思ってしまう。

特にお年寄りになればなるほど洗剤を使う頻度が下がるようだ。
地元の人に「なんで洗剤を使わないんですか?」なんて聞けないので推測だけど、これって田舎の文化なんだろうか。それとも、東京のお年寄りも同じなのだろうか。

いずれにしても、洗剤なしの水洗いだけのコーヒーカップはあまり使いたくないなぁ。

田舎暮らし白書たかが田舎暮らしされど田舎暮らし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
☆ランキング参加しています。
田舎ランキング


田舎は共働きが多い【田舎暮らし白書】 5

田舎は共働きが多い田舎暮らし白書

田舎はなんと共働きが多いことか。
まだ子どもが小さい家庭や既に老後の人生を送っている家庭以外は、ほとんどが共働きと言っても大げさではないだろう。
それだけ、夫の収入だけでは厳しいということか。

私の知っている東京の奥様方は、金と時間があるので、ブランドバッグを持ちショッピングへ出掛けたり、料理を習いに行ったり、絵を習いに行ったり・・・いろいろ楽しんでいた。
一方、田舎の人は質素な格好して、パートで忙しく、趣味や旅行もあまりせず・・・。

どっちが良いとか悪いとかではなく、同じ日本に住みながら、都会と田舎とではこれだけ生活レベルが異なるという事実に驚く。

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
☆ランキング参加しています。
田舎ランキング


2007年06月06日

田舎のやぶ医者【田舎暮らし白書】 5

田舎のやぶ医者田舎暮らし白書

田舎暮らしは、考えられないことがたくさんある。

虫刺されによる皮膚アレルギー(田舎の虫は強い・・・)を診てもらいに、実家近くの小さな医者に行った時のこと。

いかにも田舎の診療所という感じのところで、他に待っている患者はおばあちゃん1人だけという待合室でほんの数分待った後、診察室に呼ばれた。
中に入ると、70歳を超えているのではないかと思われるおじいちゃん先生が、なんと吸っていたタバコの火を消している
田舎とはいえ、まさか今どき診察室でタバコをぷかぷか吸っている医者はいまい。私は部屋を間違えたかと後ろを振り返ってしまったほどだ。

それでも何とか冷静を装い、症状を説明した。すると、おじいちゃんは「どれちょっと見せて。」というので、患部を見せた。すると触るでもなく、遠くから眺めて言った。
「はい、分かりました。では・・・えーと・・・」
ここまで言いかけて、今度は机の上に置いてある辞典をペラペラとめくり始めた。そのままコックリコックリと居眠りを始めるのではないかと心配したが、さすがにそれはなかった。

さて、ようやく目的のページを見つけたようで、
「リンデロンという軟膏を出します。あと飲み薬ね・・・・」
再び辞典を引き始めた。

まるで志村けんのコントである。

診察とは言えないような診察が終わり、カーテンだけで仕切った診察室を出ようとしたその時。



カチッ、カチッ

あっ、またタバコに火を付けてやがる・・・(-。-)y-゜゜゜  おわり

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
☆ランキング参加しています。
田舎ランキング


2007年06月04日

田舎のインターネット普及率【田舎暮らし白書】 5

田舎のインターネット普及率田舎暮らし白書

私はこの街のIT講習会と関わっており、時々自らも講師を務めることがある。もともと東京にいた頃、IT系を本業としていたからだが、ここでも東京と田舎のギャップに驚くことになる。

まず、田舎の人のパソコン普及率。今や1家に1台ではなく、1人1台の時代である。にも関わらず、持っていない人が多いこと多いこと。まあお年寄りはいいとして、パソコンを持っていない若者が多いのには驚く。

そもそもインターネットは田舎暮らしをしている人の為にあると私は思っている。都会の人は情報が自然に入るし、何にでも参加できるのである。しかし、田舎暮らしをしていると、情報が非常に少ない。そこで重宝するのがインターネットなのである。インターネットは都会も田舎も等しく情報が入手できる唯一の便利ツールだ。

田舎の安月給ではパソコンを買えないといえばそれまでだが、普通に働いていればローンできるし、買おうと思って買えないものではないはず。しかし、話をしてみると、どうも意識の問題。情報の価値も理解していないし、そういうのを利用して何かやってやろうという意欲・意識も比較的薄いようだ。

さすが、インターネット普及率が日本全国下から5本の指に入る県だけある。
若者よ、大志を抱けっ!

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
☆ランキング参加しています。
田舎ランキング


2007年06月02日

田舎は政治色が強い?【田舎暮らし白書】 5

田舎は政治色が強い?田舎暮らし白書

田舎暮らしを始めて驚いたことの1つが、やたら政治への関心が強いということ。もちろん良いことだし、当然と言えば当然なのだが、東京にいるときは国の政治には興味があっても区議会議員選挙などにはほとんど関心がなかった。私だけでなく、周りの人間も同様であった。

しかし、田舎はとても政治色が強いように思う。市議などの政治家が親戚・知人・友人など、とても身近なところにいるからだ。候補者の大半は何かしらの関係があったりするので、関心を持たざるを得ない。

ただ、あまり選挙に首を突っ込みすぎると危険も伴うようだ。友人の父親は現市長の後援会幹部なのだが、選挙前には家の前に人糞が置かれていたり、敵陣営の大人気ない嫌がらせをよく受けるらしい。
まあ、人糞を置かれるくらいで済むなら可愛いものだが・・・(笑)。

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
☆ランキング参加しています。
田舎ランキング


飲み屋と美容室【田舎暮らし白書】 5

飲み屋と美容室田舎暮らし白書

この街を歩いていて、つくづく思うことがある。
なんと飲み屋と美容室が多いいことか。
多いというよりも、飲み屋と美容室しかないような感覚すら覚えてしまう。

もしかして、これって田舎の典型?

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】
-------------------------------------------------------------------------------------------
☆ランキング参加しています。
田舎ランキング