田舎の生活

田舎に馴染むな!

子供の授業参観にスーツで行くと、なぜか浮いている。
クリスマス会だと言うので、スーツで行くと、これまた浮いている。
妻も同じだ。正装していくと浮いてしまうのだ。

如何せん、エプロンして「台所から直接来たのかよ!」とツッコミたくなるような格好のお母さんもいれば、中には「ホームレス?」と疑いたくなるような汚い格好をしたオヤジもいたりするので驚く。

田舎は共働きが多く、みな忙しいということもあるだろう。
また、車社会なので電車社会のように外の世界に触れずに直接現地まで行けるということもあるだろう。

だが、もう少しオシャレ、いやオシャレまでいかずとも清潔感というか身だしなみに気を使った方がいいような気がする。

妻などは、「見せる場所もないから」と言って、ヴィトンのバッグも売ってしまったくらいだ。

しかし、
かくいう私も年々おしゃれに気を使わない人間になってきているのだ。

車でその辺に買い物に行くときなど、非常に汚い格好をして出掛ける時がある。
ふと我に返ると愕然とする。
特に冬場は、見た目よりも暖かさ優先で、「ジジイ!」と言いたくなるような格好で歩いていることもしばしばだ。

そんな自分に気がついたので、最近では意識して小奇麗な格好をして出掛けるようにしている。
周りがどうであれ、田舎の悪いところに馴染んではいけない。

常にジェントルマンでいたいと思う。
できる限りね・・・。

【田舎暮らし白書】

最近、息子がある習い事を始めた。
その費用として、全部で3万円強を支払った。

3万円を超える支払いをしているのに領収証がこないのだ。

有り得ない・・・。

かといって、インチキかと言えば、そういう団体ではないことは確かだ。

きちんとした団体が3万円以上の金銭が動くことに対して領収証を発行しないとは、田舎でなければ有り得ないことだと思う。

他のお母さんたちは、それがごく普通と思っているみたいで、いちいち領収証を要求はしていないみたいなのだ。

ウチだけ「領収証をください。」というのもケチくさいし、「やっぱり東京者は気取ってやがる」なんて思われてもバカみたいだし、ってゆーか、別に会社経費でもないので不要なのだが、でもお金のやり取りがあれば領収証があるのは契約社会として当然のやり取りだと思っていた。

がしかし、どうやら田舎ではそれはたいして重要なことではないらしい。
特に仕事以外の世界ではかなりいい加減だ。

外者が少ない田舎では「金銭授受の証拠」たる領収証などはあまり重要ではないのか?契約社会という意識が薄いのかも知れない。

それが良い悪いではなく、東京ではあまり無かったことだったので、今日は久しぶりにカルチャーショックを受けてしまったとさ・・・おしまい。

【田舎暮らし白書】

エレベーターのない田舎の暮らし

田舎暮らしをしていると東京暮らしに比べてエレベーターに乗る機会がめっぽう少ないことに気が付く。
無いので仕方ないと言えば仕方ないのだが、田舎の人はエレベーターのマナーを知らない。

それでもエレベーターが全く無いわけではないので、時々は乗る機会もある。
そんなとき、「あぁ、田舎の人ってマナー知らないんだなぁ・・・。」と感じてしまうのである。


先日、管内一の総合病院でエレベーターに乗ったときのこと。

エレベーターには看護士1人と老人やおばさんが数名乗っていた。
私は幼稚園児の息子と一緒に乗り込んだ。
そしてエレベーターは行き先の階に止まった。

するとどうだろう、外で待っていた人たちが、降りる人を待たずに乗ってくるではないか。
さらに、降りる人も我先にと外に出ようとする。

「あーあ、マナーねぇなぁ。」と思いながらも、とりあえず私も閉まってしまう前に出ようとしたその時だった。

「ありがとう。」

という看護士さんの声が聞こえた。

なんと、うちの息子がエレベーターの「開」ボタン(ドアが開いている絵が描いてあった)を押して皆の出入りが終わるまで待っていたのだ。
きっとデパートなどでの我々の振る舞いを自然に観察して真似をしたのだろう。

息子よ、お前は田舎に住んでいても田舎者にはなるなよ!
紳士たれ!

私は心の中でそうつぶやいた。

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田舎の病院

全国的に医師不足が叫ばれている。
中でも田舎の病院は危機に陥っている。

県立の総合病院から眼科や耳鼻咽喉科が無くなり、
皮膚科も週2回の午前中しか診療を受け付けなくなった。

家族が入院しても、先生が忙し過ぎて話すらじっくり聞くことができない。

特に高齢者が多く若者が少ない田舎において、
これは危機的な状況ではないか。

田舎では安心して暮らすこともできないというのか。


仕事がきつ過ぎて辞めていく医師も多いというし、1人が辞めると他の医師がもっときつくなる。大学の医局の問題、研修制度の問題、医大の定員の問題などのほか、医師を減らすという過去の政策も影響しているらしい。

ただ、問題はそれらだけではなく、患者のわかままに愛想を尽かして辞めていく医師も増えているようだ。とりわけ産婦人科に多いと言われるが、ミスが許されないというプレッシャーから辞めていくのだそうだ。

ちょっとミスをすると怒鳴り込まれて、殴られて、裁判を起こされて・・・踏んだり蹴ったりといったところか。
当然 人の命を預かる医者として、不注意や油断によるミスは許し難いが、医師の仕事環境がどんどん悪化しているということも考慮してあげなければならないだろう。

それは患者も考えるべきだろうし、政府はもっと考えて早急に対策を練る必要がある。
このままでは国民、とりわけ田舎の住民はひじょ〜に困るのである。


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田舎の老人にとっての一大イベント!?

以前「田舎の定義」で、田舎は田舎でも「並みの田舎」と「ド田舎」があると書いた。
私の実家はまさにド田舎に入るだろう。

そのド田舎では、清掃車が来る日、つまりゴミの収集日は一大イベントとなる。清掃車が来る30分前に収集場所に1人、2人と集まってきて最後は4〜6名くらいの老人衆が集合して、膝の高さくらいのブロックに腰掛けて井戸端会議が始まる。
口が悪くて申し訳ないが、それは電線にとまったスズメの群れのようだ。

今の田舎では自宅から車で移動するため、都会の人たちのように買い物途中で井戸端会議ということが少ない。その代わりかどうかは知らないが、ゴミ収集日に集まるのである。

集まって話をしているのは一向に構わない。
ただ、そのゴミ収集場所つまり集合場所が私の実家の家のまん前にあるのはちょっといただけない・・・。

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バキュームカー田舎暮らし白書

田舎暮らしで困ることも少なくなってきた。
それだけ田舎暮らしに馴染んでいる証拠なのだが、先日はさすがに困った。

実家の前の道はとても狭く、車がすれ違うことはできない。
したがって、対向車が来た場合は、どちらかの車が人の家の駐車場などに一度退避しなければならない。

そんな狭い道でもバキュームカーは堂々と入ってくる
しかも、狭い道のあちこちに停まっては、倒れそうなほどの悪臭を振りまきながら、長時間居座る。

もちろん、その間は一般車はバキュームカーの仕事が終わるのを待つほかはない。決して途中でうんちの吸い込みを中断し、道を空けてくれることはないのである。

暇な時はまだ我慢できるが、忙しい時のバキュームカーは困りものだ。先日も急いでいる中、30分くらい待った。田舎では運転も作業も1人でやるので、やたらと時間がかかるのだ。

小さい頃は東京でもバキュームカーが走っていたが、さすがに今は少ないだろう。田舎でも少なくなってきているくらいなのだから。でも私の田舎は一生バキュームカーが絶えることはないような気がする。

とにかく、実家に行く際にはバキュームカーがいないかどうか、ドキドキしながら狭い道に入っていくのが習慣なのだ。そして、もしもいた場合は30分待ちは覚悟しなければならないのである・・・。

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田舎は共働きが多い田舎暮らし白書

田舎はなんと共働きが多いことか。
まだ子どもが小さい家庭や既に老後の人生を送っている家庭以外は、ほとんどが共働きと言っても大げさではないだろう。
それだけ、夫の収入だけでは厳しいということか。

私の知っている東京の奥様方は、金と時間があるので、ブランドバッグを持ちショッピングへ出掛けたり、料理を習いに行ったり、絵を習いに行ったり・・・いろいろ楽しんでいた。
一方、田舎の人は質素な格好して、パートで忙しく、趣味や旅行もあまりせず・・・。

どっちが良いとか悪いとかではなく、同じ日本に住みながら、都会と田舎とではこれだけ生活レベルが異なるという事実に驚く。

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田舎時間田舎暮らし白書

田舎時間という言葉がある。
Wikipediaによるとこうである。
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田舎時間とは、大都市圏以外の地域において時間に対する感覚が緩やかになる傾向を指す。地域に応じてそれぞれ「○○時間」(○○には地名が入る)と表現されることが多い。特に地元住民の間では、待ち合わせ時刻に遅れたり会合などの開始時刻が予定より遅れたりした時の言い訳として用いられることが多く、その意味では隠語に近い。北は津軽時間から南はウチナー時間まで多くの事例がある。
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田舎の時間は、良く言えば「都会よりもゆっくりと時間が流れていてセカセカしていない」だけど、悪く言えば、「ひじょーに時間にルーズ」ということ。
イベントや講演会などにも平気で遅刻するし、仕事上でも会議が時間ぴったりに始まる方が少ない。悪びれる様子もないから困ったものだ。

田舎が車社会であるということも関係しているような気がする。電車やバスは時間が決まっているので自然と時間を意識するが、車は自分のペースで乗り降りもできるし、スピード調整もできる。

でも、やっぱり約束は守るもの。特にビジネスの世界で時間を守らないのは最悪。農業や漁業ならまだしもね。それから、お店の開店・閉店の時間がいい加減なのには思わず笑ってしまう。

「ゾウの時間ネズミの時間」ならぬ、「都会の時間、田舎の時間」ってところか。
しかし、田舎時間が改善されるとも思えないし、私の方が「これが田舎なんだな〜」と大きな広〜い心で田舎時間に慣れるしかないのかも知れない。

○けっこうおもしろい
ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学
○なんと絵とき版も出ていた(ただし現時点で在庫3冊のみ)
絵ときゾウの時間とネズミの時間

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ゴキブリがいない喜び田舎暮らし白書

田舎暮らし云々というよりも、東北の素晴らしいところはゴキブリがいないところだ。たまに出るらしいが、私はまだ一度も遭遇したことはない。

実は東京にいるとき、うなぎ屋さんの上に住んでいたことがあった。ゴキブリ大嫌いな私にとって一生の不覚だったと言える。もう想像がつくだろうけど、出ること出ること。真冬以外は心休まる暇がなかったのを覚えている。ゴキブリは1匹見たら100匹はいる、と言われている。それを想像するだけで気分が悪くなってしまう。

なんでこんなに嫌いかというと、その理由は小さい頃の記憶に起因すると考えられる。ゴキブリが出ると、いつも姉は「ぎゃあぁぁぁ〜〜〜っ!」と、この世のものとは思えない奇声を発し、裸足のまま家を飛び出していた。そして母がゴキブリをしとめるまでは家に戻ってこないのである。そんな光景を見てきた弟の私がゴキブリを好きになる訳がない。ゴキブリとはそれだけの気持ち悪いもの、という固定観念が出来上がってしまったのである。

ここ岩手ではほとんど奴らを見かけないから非常にありがたい。これは私個人にとっての田舎暮らし(東北暮らし)の大きなメリットの1つだ。

しかし、よ〜く考えてみると・・・、

ゴキブリが床にいると足で踏み潰し、壁にいると素手でひねりつぶす私の母の姿を見て、なんで姉と私はそんな母のようにならなかったんだろうか???


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田舎の物価は安いのか?【田舎暮らし白書】

さて、

田舎は物価が安いから、給料が安くても生活していける。

これは単なるイメージの問題で不正解だと私は考える。田舎の物価は決して安くはない。安いのは不動産くらいのもんだろう。衣食住の「住」だけだ。
しかし驚くのは、地元の人たちも上記のような幻想を抱いていることだ。
「東京は物価が高いから、生活するのは大変だ。その点、田舎は安くていい。」と。

ガソリンも東京と田舎では田舎の方が高いし、電化製品も東京の方が安く買える。なんといっても、東京は幅があるのだ。例えば、田舎ではAという商品が100円でしか売られていないのに対して
、東京では商品Aは激安30円で売っている店もあれば付加価値を付けて500円で売っている店もある。こういった幅だ。

統計上で東京の物価が高いのは、東京は激安店から超高級店までが存在していて、平均値を取れば高いということになっているだけだと思う。安いものを探せば、田舎よりもずっと安いものがたくさん見つかる。つまり、安く生活したければ都会の方が断然安く済むということ。リッチな生活をすれば、東京の物価はいくらでも高くなるだろう。個々の意識や行動によるのではないかなぁと思うのだ。

そもそも、私自身がそうだが、安月給であればそれなりの生活をするのだ。高給取りであれば、それはそれで贅沢な生活をする。東京にいた時は週に2〜3回は思う存分飲みに行っていた。それに、DVD、デジタルビデオ、音楽CD・・・好きなものを好きなだけ買っていた。しかし、田舎に来て安月給になったら、外では飲まず、家で大五郎(安い焼酎)を飲むようになったし、本もCDもあまり買わなくなった。

要するに、田舎の生活と都会の生活とでは、生活のレベルを変えているのだ。

私の経験で言えば、「田舎は物価が安いから暮らしやすい」というのは、決して真実ではないと思う。不動産以外の物価は同じ、もしくは高い。暮らしやすく感じるのは給料に見合った質素な暮らしをしているだけなのである。

ただ、


田舎には都会の生活にはないプライスレスの宝物”大自然”がある。
大自然は全ての田舎暮らしのデメリットを帳消しにするだけの魅力がある・・・と最近思うようになってきた。

これについては後ほど詳しく。

【田舎暮らし白書「たかが田舎暮し、されど田舎ぐらし」】

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