田舎暮らし日記

同郷人あらわる

ある飲み会の席に、仕事関係で1〜2回会ったことのある人の顔があった。
その日は挨拶をしただけだったが、その翌日に偶然にも海で釣りをしていて再び会った。「よく会いますね〜。」なんて笑いながら少し釣りの話をして別れた。

さて、ある日仕事の用事で幼稚園に行ったが、間違えて入った隣接する保育園から出てきたのがまたまた彼だった。経営者の息子で現在事務長をやっているらしい。
何とも不思議な感じだった。何か縁のある人かも知れないな・・・そう感じた。

そんなわけで、今度は示し合わせてある飲み会に参加して話をした。趣味の釣りの話から始まり、いろいろと話した。結構ウマが合う。よくよく聞いてみると、なんと彼はこちらの田舎出身ではなく、東京出身だということが分った。しかも同じ板橋区内の隣の高校出身だったのだ。

言うまでもなく2人で二次会に行き、とことん東京について、田舎についての話題で盛り上がった。
私がこれまでこの田舎ブログに書いてきたようなことのほとんど全てに同感してくれた。
きっと彼とは長い付き合いになりそうだ。これからも一緒に飲んでは田舎の素晴らしさを大いに称え、田舎の悪いところをこき下ろすことだろう。

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田舎暮らしの幸せ

田舎暮らしっていいな。今日はつくづくそう感じた。

午前中にシーカヤックに乗った。シーカヤックとはカヌーよりもうちょっと安定感のある海の乗り物だ。
前半は指導を受けながら必死に漕いだが、後半は自分のペースで海を満喫できた。

風1つない凪、爽快な秋晴れの下、海の上をプカプカと波の揺れるがままに・・・。
仕事のこと、家族のこと、すべてを忘れて、頭の中は今日の空のように空っぽ。

ずーっとこのままでいたい。

心からそう思った。

今日は海と空に思いっきり癒してもらった。エネルギー満タンで午後からの仕事に臨めた。
こんな生活は、都会では考えられない。
田舎暮らしならではだろう。

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忘れゆく東京の感覚【田舎暮らし白書】

実は最近困っていることがある。

田舎暮らしを始めて約5年。
その間、私の故郷である東京(なんか東京が故郷って微妙な感じ・・・)には、親戚の不幸で日帰りに近い形での帰京1回以外は、行っていない。

「困ったこと」というのは、だんだん東京の感覚が薄れていく自分がいるということ。
田舎の言葉に馴染み、田舎の自然に親しみ、田舎の人びとに慣れ、田舎の生活・田舎の暮らしにどっぷりと浸かってしまっているようだ。

東京の車の運転、電車の中の雰囲気、人の歩く速度、話す言葉、雑踏、無機質な建物・・・あの東京の感覚が思い出せなくなってきているのだ。

先日、1年間借りている畑に行きジャガイモとトウモロコシの収穫をしてきた。周りは360度、見渡す限り「緑」の世界だ。ふと東京を思い出そうとしたが、思い出せなかった。

それでも、私の故郷は東京だ。
ちょっとおかしいかも知れないが、あの無機質なグレーの建物が立ち並ぶ世界が懐かしい。もう一度あの中に立ちたい。あの感覚を感じたい。そんなことを考えてしまう今日この頃なのである。

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カマキリの飼育・続編【田舎暮らし日記】

お盆の時期に捕まえたコカマキリ飼育の続編。

あの後、カマキリには蝶や蛾、よく分らない小さな虫をいろいろ食べさせた。何をあげても、動くものは全てあっという間に捕らえ、たいらげる。逆に動かないものは一切食べない(っていうか見えない?興味ない?)。

ある意味、昆虫の王様はカマキリではないかと思うほど、獰猛な肉食昆虫だ。カブトやクワガタはいわば草食動物なわけで迫力に欠ける。
残酷と言えば、残酷かも知れないが、おとなしい昆虫よりはカマキリの方がずっと面白い。

ある日、もっとご馳走をたらふく食べさせてあげたいと思い、大きなイナゴを捕まえてきて、カマキリのカゴに入れた。すると、同じくらいの大きさであるにも関わらず、カマキリは虎視眈々とイナゴを狙い始めた。

「シュッ!!」
出た!あの大きなカマがイナゴを捕らた・・・・・かと思われたその瞬間、イナゴが大ジャンプ!そのジャンプ攻撃は5〜6回続いた(イナゴは半狂乱)。うち、2〜3発はカマキリに直撃。あの強烈なジャンプを食らい、カマキリは動きが鈍くなる。

この攻防が懲りずに1日中繰り返された。(カマもイナも少しは学習しろよ。。。笑)

そして、翌日。
なんとイナゴの度重なるジャンプでカマキリの腕がもげてしまったのである。
カマキリから「鎌(カマ)」を取ったら何が残るのか、ってくらい大事なカマを失ったカマキリは、バランスを崩してまっすぐ歩くことすらできなかった。
翌々日、ご臨終。

カマキリには大変申し訳ないことをした。
ちょっとエサにしては、大きすぎたのかも知れない。喜ぶと思ったのだが。
さらに、イナゴもジャンプし過ぎて疲れたのか、ご臨終。

カマキリが健在の間は、私と息子は2人並んでカゴにへばりつくように見ていた。
子供はどういう視点でこの顛末を見ていたのか。
きっと何か感じるものがあったに違いない。

田舎暮らしならではの教育、いやそんな格好の良いものではなかったが、良い体験ができたことは確かだろう。

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カマキリの食事田舎暮らし日記

田舎のお盆は何かと大変だ。
東京ではやったことないことを様々やらなければならない。

でも今日はそんなお盆の話ではなく、息子と虫取りに行った話しをしたい。

先日、家の前で捕まえたカマキリにエサをあげようということになり、エサとなる虫を捕りに猛暑の中を息子と2人で歩いた。
カマキリはおそらく生きている虫なら何でも食べるだろう。

それにしても30年ぶりくらいの虫捕り網を持っての虫捕りだ。しかも、田舎は山奥や原っぱに出掛ける必要はない。その辺を歩けば、事足りるのだ。

早速、小さなチョチョウを捕まえた。カマキリのカゴに入れて、息子と観察する。
飛んでいたチョウが足をつけて歩き出した。カマキリの射程圏内に入った瞬間だった。
カマキリはすごいスピードで右のカマ一本を繰り出したかと思うと、既にチョウを捕らえていた。そして、捕らえたかと思ったら、既にムシャムシャとチョウを食べ始めている。

丸2日間カゴの中で何も食べていないのだ。まだ空腹だろうと思い、もう一匹大き目のモンシロチョウを捕まえて、カゴに入れると、これまた一瞬のうちに食してしまった。よっぽどお腹が空いていたのだろう。

なにより、カマキリの食事を見て、息子の目が興味津々に輝いているのが嬉しかった。

虫捕りの後は、近くの海でひと泳ぎし、ベタベタになった汗を洗い流した。
田舎はいい。東京では有り得ないこんな贅沢な休日を満喫できるのだ。

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田舎のお祭り

先日、実家近くで地区のお祭りがあるというので、昼間に家族で出掛けた。
お祭り好きの私の家族は気合を入れて、それぞれが甚平や浴衣を着てお祭り気分で出発。

行ってみると、1本道に出店(屋台)が5〜6軒だけ。お客も我々と小学生数名だけだった。しかも、その小学生たちは帰るところ。つまり、我が家だけになってしまったのだ。

自然と出店の人は我々に注目する。とても気まずかったが、それでもわざわざ腹を空かせて来たので、とりあえず「からあげ棒」の出店へ。すると、おじさんは元気よく「サービスするよーっ!」と、300円で家族中が食べられるくらいの量をサービスしてくれた。客もいないのに屋台いっぱいに唐揚げが並べられている。うーん、コレ全部売れるのかなぁと下世話なことを考えながら、次にお好み焼き屋へ。

唐揚げでお腹がかなり膨れたが、お好み焼きを1つ買い、歩きながら家族でつまんだ。しかし、そのお好み焼きの不味いこと、不味いこと。それでも、キャベツの芯だらけのお好み焼きをたいらげ、帰路についた。

市をあげての大きな祭りは大規模で楽しいけど、地域の小さな祭りはこんなもんなのだろう。

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バキュームカー田舎暮らし白書

田舎暮らしで困ることも少なくなってきた。
それだけ田舎暮らしに馴染んでいる証拠なのだが、先日はさすがに困った。

実家の前の道はとても狭く、車がすれ違うことはできない。
したがって、対向車が来た場合は、どちらかの車が人の家の駐車場などに一度退避しなければならない。

そんな狭い道でもバキュームカーは堂々と入ってくる
しかも、狭い道のあちこちに停まっては、倒れそうなほどの悪臭を振りまきながら、長時間居座る。

もちろん、その間は一般車はバキュームカーの仕事が終わるのを待つほかはない。決して途中でうんちの吸い込みを中断し、道を空けてくれることはないのである。

暇な時はまだ我慢できるが、忙しい時のバキュームカーは困りものだ。先日も急いでいる中、30分くらい待った。田舎では運転も作業も1人でやるので、やたらと時間がかかるのだ。

小さい頃は東京でもバキュームカーが走っていたが、さすがに今は少ないだろう。田舎でも少なくなってきているくらいなのだから。でも私の田舎は一生バキュームカーが絶えることはないような気がする。

とにかく、実家に行く際にはバキュームカーがいないかどうか、ドキドキしながら狭い道に入っていくのが習慣なのだ。そして、もしもいた場合は30分待ちは覚悟しなければならないのである・・・。

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東京都民の性格田舎暮らし白書

前の記事でも紹介したが「出身県でわかる人の性格」という本で、東京都民の性格を見てみたい。

本によると、まず東京はこういう街である。

「日本中から人が寄り集まっている街」
「このうえなく競争が激しいから、何かにつけレベルは高い」
「一も二もなくタフであるということに尽きる」
「ナイーブな人、ウェットな人、利害関係なしに接することの好きな人・・・こうしたタイプの人にとっては暮らしにくい」

そして、東京都民の気質は、
東京は地方人の集合体で純粋な江戸っ子は少ないので一言で語るのは難しいと前置きした上で、「本音を隠してうわべを飾る」としている。

素晴らしいではないか。
美輪明宏も言っている。
「人との付き合いは6割で」と。

何でも本音を言えばいいのは、子どもだけである。
大人は本音を隠して、契約社会を上手に乗り切らなくてはいけないのだ。本音を出しすぎてトラブルを起こす人が田舎には多すぎると私は思っている。

東京のように人だらけのところでは、1人1人が本音を言っていては収拾がつかなくなる。負けるが勝ちということを知らなくてはいけない。そういう意味でも、世知辛い世の中を生き抜く術を習得し、タフに生きているのが都会人なのだろう。

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カブトとクワガタ田舎暮らし日記

田舎暮らしでまた1つ嬉しいことを発見した。
子供が大喜びするカブトムシやクワガタがその辺で採れるのだ。
採れるというよりも、普通にそこいらに「いる」のである。

先日、お墓参りしに歩いていて妻がクワガタのオスを見つけた。
幼稚園児の息子は大喜び。
そして、なんと帰りには私がメスのクワガタを発見。
息子は狂喜している。

さっそく虫かごを買い、家で飼うことに。

東京では何千円、下手すると何万円で売っているけど、田舎ではその辺にいるのだ。時には家のベランダに飛んできたこともあった。

今度、息子と一緒に近くの林の木に砂糖水を仕掛けて、大きなカブトムシを捕まえたいと思っている。

田舎っていいな。

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非常識な電話田舎暮らし白書

ある休日、自宅に知らない人から電話がかかってきた。

話を聞くと、ある施設で何度か会った50代の人で、1人でベラベラしゃべるのであまり関わらないようにしていたのだが、どうやらその人からのようだ。私がパソコンに詳しいと何処からか聞いたので、パソコンについて聞きたいことがあるとのことだった。

私は冷静になって逆に質問をした。
「私の家の電話番号をなんで知っているんですか?」

相手は平然と答えた。
実家に電話してお父さんに聞いた。」と。
もちろんウチの父と知り合いという訳ではない。私の苗字から実家の電話番号を電話帳で調べたらしい。

面識の薄い他人が、である(大汗)。

それでも私は奇声をあげたいくらいの驚きを抑え、極めて冷静を装い、ひと通り質問に答えた。しかし、こんな非常識なことってあって良いのだろうか。田舎では常識?
さすがに私の不機嫌が伝わったのか、それ以降は電話はない。
田舎はミステリー・・・。

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